アドレスと名前の中の 'x' には、DMAのチャネル番号が入る。 DMA・HDMA共に 0 〜 7 の 8 個のチャネルがある。 0x43x0 - DMAPx (DMAチャネル調整) †アクセスフラグ : 読書バ強VH常
HDMA転送中にこのレジスタに書き込みを行うと、未知の動作をするか、 あるいは次の転送時に変更が適用される。 このレジスタは、電源オン時に0xffにセットされる。リセット時は変更されない。 参照 : DMAとHDMA 0x43x1 - BBADx (DMA転送先B-バスアドレス) †アクセスフラグ : 読書バ強VH常
このレジスタは、アクセスするBバスアドレスを、 $00:2100 〜 $00:21ff の間で指定する。 2〜4個のレジスタを操作するモードでは、0x21ff → 0x2100 に ラップされる。0x2200 にアクセスされるわけではない。 HDMA転送中にこのレジスタに書き込みを行うと、未知の動作をするか、 あるいは次の転送時に変更が適用される。 このレジスタは、電源オン時に0xffにセットされる。リセット時は変更されない。 参照 : DMAとHDMA 0x43x2 - A1TxL (DMA転送元A1テーブルアドレス下位) †アクセスフラグ : 読書下強VH常
A1TxL・A1TxH・A1Bxはセットで使用する。 0x43x3 - A1TxH (DMA転送元A1テーブルアドレス上位) †アクセスフラグ : 読書上強VH常
A1TxL・A1TxH・A1Bxはセットで使用する。 0x43x4 - A1Bx (DMA転送元A-バステーブルバンク) †アクセスフラグ : 読書バ強VH常
A1TxL・A1TxH・A1Bxはセットで使用する。 これらは、DMA転送用の「アドレス」開始位置に バスAアドレスを指定するか、もしくは HDMA転送用にHDMAテーブルの開始位置を指定する。 バスAはバスBレジスタにアクセスしない。 このアドレスに$00:2100を指定した場合、オープンバスの値が返る。 HDMA転送中にこのレジスタに書き込みを行うと、未知の動作をする。 今のところ、0x43x4のみが転送に影響するだろうと考えられている。 値の変更は、次のHDMA初期化時に適用される。 DMA転送中は、0x43x4 の設定でアドレスが固定されていない場合、 0x43x0 に設定された方向で 0x43x2/3 の値が インクリメントまたはデクリメントされる。 これらのレジスタはHDMAには影響しない。 このレジスタは、電源オン時に 0xFF にセットされる。リセット時は変更されない。 参照 : DMAとHDMA 0x43x5 - DASxL (DMAサイズ/HDMA間接アドレス下位バイト) †アクセスフラグ : 読書下強VH常
DASxL・DASxH・DASBxはセットで使用する。 0x43x6 - DASxH (DMAサイズ/HDMA間接アドレス上位バイト) †アクセスフラグ : 読書上強VH常
DASxL・DASxH・DASBxはセットで使用する。 0x43x7 - DASBx (HDMA間接アドレスバンクバイト) †アクセスフラグ : 読書バ強VH常
DASxL・DASxH・DASBxはセットで使用する。 DMAの時、0x43x5/6 は転送バイト数を指す。 1が指定された場合、転送モードで2か4のレジスタの転送が 指定されている時でも、1バイトのみ転送される。 (5が指定された場合、最初の転送で4つのレジスタが転送され、 2回目は1つだけが転送される。) 0x0000が指定された場合は、0x10000バイトの転送を指す。 0回ではないので注意。 DMA転送中は 0x43x5/6 がデクリメントされ、 完了時にはいつも0になる。 HDMAの時、0x43x7には間接アドレッシングモードのバンクバイトを指定する。 間接アドレスは 0x43x5/6 にコピーされ、インクリメントされる。 直接HDMAの時には、これらのレジスタは使用されない。 間接HDMAの最中に 0x43x7 に値が書き込まれた時、変更は次の転送時に適用される。 0x43x5/6 に書き込まれた場合も、同じように次の転送時に適用されるように動作するが、 こちらの場合は、繰り返しモードが指定された時にのみ適用される。 (普通のモードの場合、間接アドレスは転送開始前にテーブルから読み込まれる) 直接HDMAモードでは何も起こらないだろう。 このレジスタは、電源オン時に0xffにセットされる。リセット時は変更されない。 参照 : DMAとHDMA 0x43x8 - A2AxL (HDMA用A2テーブルアドレス下位バイト) †アクセスフラグ : 読書下強VH常
A2AxL・A2AxHはセットで使用する。 0x43x9 - A2AxH (HDMA用A2テーブルアドレス上位バイト) †アクセスフラグ : 読書上強VH常
A2AxL・A2AxHはセットで使用する。 フレーム開始時、0x43x2 〜 0x43x3 の値は全てのアクティブなHDMAチャネルにコピーされ、 テーブルの値が読み込まれてこのレジスタの値は更新される。 HDMAをフレーム処理中に開始しようとした場合 (もしくはテーブルをフレーム処理中に変更した場合)、 このレジスタに値が書き込まれている必要がある。 フレーム処理中にこのレジスタに書き込まれた内容は、 次のスキャンラインで適用される。 このレジスタはDMAでは使われない。 このレジスタは、電源オン時に0xffにセットされる。リセット時は変更されない。 参照 : DMAとHDMA 0x43xA - NLTRx (HDMA転送行数) †アクセスフラグ : 読書バ強VH常
注(奇妙な動作) : このレジスタは、r の状態と c が 0 になっているかをチェックする前に デクリメントされる。 なので、0x80 をこのレジスタにセットすると、"0行を繰り返し有り" で 実行するのではなく、"128行を繰り返し無し" で実行してしまう。 同様に、0x00 の指定は "チャネルの停止" を意味せず、 "128行を繰り返し有り" で実行してしまう。 このレジスタは、V-Blank 終了時にアクティブな全てのHDMAチャネルで初期化される。 フレーム処理中にHDMAを開始しようとした場合、このレジスタを初期化しなければならない。 HDMA転送処理中に行カウント値か繰り返しフラグを変更した時は、 次のスキャンラインで変更が適用される。 繰り返しフラグは、次の転送期間の終了まで変更が適用されないので注意すること。 このレジスタは、電源オン時に0xffにセットされる。リセット時は変更されない。 参照 : DMAとHDMA 0x43xB - ????x (不明) †アクセスフラグ : 読書バ強VH常
0x43xB と 0x43xF は同じレジスタを指す。 このレジスタは、電源オン時に0xffにセットされる。リセット時は変更されない。 0x43xF - ????x (不明) †アクセスフラグ : 読書バ強VH常
0x43xB と 0x43xF は同じレジスタを指す。 このレジスタは、電源オン時に0xffにセットされる。リセット時は変更されない。 |